これが「練習」
text yuka
初心者の方がつまずくところ
「手と足が一緒に動かせない」
子どもは、ものまねの天才です。
真似て言葉を覚え、学んでいきます。
考えずに、真似てからだを動かします。
ところが私たち大人は、そうはいきません。
まず、理解しないと体は動きません。
無意識に動かすことはできませんし、普段、あまり体を動かしていない人は、使われていない脳が休眠していますので、特に動きません。
運動やダンスなど、一連の動きが滑らかに動けるようになるには、小脳の働きが必要だそうです。
一連の動作を繰り返し、その動作のプログラムを小脳にインプットさせる。
これが、いわゆる「練習」になります。
日々のレッスンでは、一連の動きを分解して細かく噛み砕き、ひとつひとつ練習します。「ひとつ」と「ひとつ」がつながり、練習を重ねるにしたがって、一連の動作が無意識に滑らかに動けるようになっていきます。頭で考えてもできません、ここはひたすら反復練習。できるようになるまで繰り返し練習です。
ここで、「好き」だったらいつまでも反復練習を続けるし、そうでなければ飽きてやめてしまいます。
最終的には「好き」か「好きでない」感情が、大きな分かれ道となります。
一度身につけたものは残りますので、次に似た動きが出てくると、早くできるようになります。
脳は使えば使うほど活性化します。
たくさん練習して、脳を刺激しましょうね。
Enjoy dance!