靴の裏をみてみよう

text yuka

2022.03.08

フラメンコシューズは高価ですが頑丈に作られており、手入れや修理をしていると長く履くことができます。
一番消耗するのは靴裏の滑り止め(ハーフソール)で、すり減ったら交換します。
ソール面の革が見えると、もうそれ以上は履かない方がいいですww
すり減ってるわけではないけれど、経年や熱で劣化している場合も交換をおすすめします。(練習場の床に黒い擦り跡がたくさんつくようになった時など)

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交換は、町の靴修理屋さんで張り替えてもらえます。
たまに、ダンス用シューズということで断られることもありますので、事前に確認されると良いかと思います。
もし、フラメンコシューズを扱ったことがないという職人さんでも、「やってみましょう」ということで一度やってもらえると、次回から続けてお願いできるので、近くの修理屋さんに一度相談してみるのは良案です。

ただ、ダンス用は、タウン用の滑り止めとは種類が異なります。
通常靴用ソールで代用してしまうと踊りにくくなりますので注意してください。ダンス用ソールを取り扱っている修理屋さんもありますし、ソール持込みOKのところもあります。

ダンス用ソールは、
社交ダンスシューズはスエード。
フラメンコシューズは合成樹脂EVA素材(スポンジ)系やラバー(ゴム)系など。

適度に滑って適度にグリップするようになっています。

EVA系とラバー系も履き心地が変わってきます。
ラバー系の方が重みがあり、グリップ力が強めです。
それぞれの床に適したものや、好みがありますのでいろいろ試されるのも良いですね。

他に修理で言えば、靴がぐらつく場合などシャンクという芯材が折れている場合もあるようで、シャンクの交換をすれば直ります。

修理は早めに出した方が長持ちします。
たまにシューズの裏などチェックしてみてください。
Enjoy flamenco!

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